通勤時間にできる転職活動準備マニュアル
毎日の隙間時間にできる成功する転職に有効な準備とは!?
全ての基本は情報収集
「転職ってどうなのかな・・・」
「今の仕事に不満はないけれど、もっといい条件の会社があれば転職には興味はあるけど、積極的に活動をするほどではないな」
「もうすぐ30歳。未経験に応募するなら、年齢的なリミットがあるって話を聞いたことがあるけど、それって何歳くらいなのだろう・・・?」
今すぐ転職活動、という状況ではないけれど、サラリーマンなら一度は頭をよぎったことがある「転職」の二文字。とはいえ、日々の業務の忙しさで、なかなか具体的な行動を取れる時間も少ないですよね。
どうせ転職活動するのなら、「切羽詰った転職活動」ではなく、「余裕のある転職活動」をしたいもの。まだ「今すぐ転職は考えていない」方も、「来年くらいかなと思っている」方も、毎日の通勤時間や隙間にできる『転職活動準備の情報収集』をしてみませんか?
転職する最適なタイミングは?季節ごとの動向を見極め転職しよう
どんな暇で楽な仕事が、どんな給与をもらえるのか知ろう
新卒採用のときは、「初任給」しか知らなかった給与。実際に入社して、初任給意外にもボーナスの額、資格手当、家族手当などの各種手当てや余った有給休暇の買取の仕組みなど、初任給では判断できない「さまざまなお金がある」ことは既にみなさんご存知ですね?
初任給が同じ22万円のA社とB社があるとします。A社は「初任給22万円」の内訳として、「基本給15万円・みなし残業代4万円・職能手当3万円」という構成になっているとしましょう。同じ「初任給22万円」のB社。「基本給22万円・残業代別途全額支給・一人暮らしの場合住宅手当別途3万円」そうすると、1ヶ月20時間残業したとして、A社は初任給と同額、22万円。B社は22万円+3万円+残業代約2万円で計27万円と、額面で5万円異なります。
また、ボーナスの額にももちろん影響があります。よく言われる「給料○ヶ月分のボーナス支給」というのは、「基本給○ヶ月分」で計算します。つまり、同じ2か月分が支給されるとして、A社は15万円×2ヶ月=30万円、B社は22万円×2ヶ月=44万円と、約1.5倍の額になることになります。こういった内容について、新卒採用の「初任給」の欄で確認することは難しいですよね。
恋人がいる、家庭をもっている、子どもがいる転職希望者なら、「お給料」の部分についてはよりシビアにチェックしたいところです。
転職サイトの「給与」欄と「年収」欄をチェック
転職をしなければならない「期限」があると、どうしても今の自分が興味のある業種や、経験のある職種しかチェックをしている余裕がありません。
しかし、「あなたの現在の業種や職種は、相対的に給与が低いところ」かもしれないのです。特定の資格や学校を卒業していることが条件の職種は別として、一見自分には「縁のなさそうなところ」の募集要項もふくめ、世の中の求人条件を常日頃から情報収集しておくことをオススメします。
必ずチェックして欲しいのが、「給与」欄と「モデル年収」欄。給与欄に記載されている額面の給与にはルールがあります。「年齢・学歴・資格の有無などを問わず、その会社に入社した場合の最低限全員に支給される金額でなければいけない」というものです。
「学歴不問」と募集している企業が「月額30万円」と提示し、高卒の応募者が来た時に「あれは大卒用の初任給ですよ」と言ってはいけない、ということです。(もちろん「大卒:月額30万円以上」などと表記することは可能です)
また、「○○資格を持っている方は資格手当として月額8000円、配偶者手当は1万円」というような、「人によってもらえたりもらえなかったりするお金」も含めてはいけないことになっています。
一方、「モデル年収」の欄は、もう少し幅があります。「各種手当てを含めて、その会社でよくあるモデル(一例)をあげる」という規定になっていることがほとんどです。最低限の月給だけで判断するのではなく、モデル年収と比較し、ボーナスの多寡や各種手当ての割合を推測してみましょう。
「給与」はひとつのきっかけ
興味や経験のない仕事でも、「どれくらいお金がもらえるの?」というポイントなら、関心をもって情報収集ができますよね。
大切なことは、「比較検討する」習慣を身につけることです!
転職情報には、一定のフォーマットがあります。たくさんの会社の中で、いきなり自分に合った会社を一人で見つけ出すというのは簡単なことではありません。世の中にどんな仕事があるのか、どんな働き方があるのか、そこに提供しなければならないものは何なのか、そういうことを知るためには、まずベースとなる「知識」を多く集めておくことです。
転職サイトにもいろいろあります
頻繁にテレビCMをしているような大手転職サイトから、専門職種の転職サイト、地域に強い転職サイト、特定の年代に強い転職サイトというように、転職サイト毎に特徴や得意分野が大きく異なります。
実際の転職活動をはじめよう、という時にこれらのサイトに「あるだけ登録」してしまうと、いっせいに送られてくる膨大な量のメールに対して、交通整理ができなくなってしまう人もたくさんいます。
ほとんどの転職サイトは会員登録をしなくても、求人データの閲覧は可能です。まずは、曜日ごとに「月曜日はリクナビNEXT,火曜日ははたらいく・・・」というように、日替わりでそれぞれの転職サイトの求人情報を給与欄と仕事内容を中心に見ていってください。
2週間もすると、それぞれの転職サイトごとに、見やすさ、自分が面白そうだと思える会社や募集対象に当てはまる会社が多く掲載されているサイトがわかってくるでしょう。
メインの転職サイトに会員登録してみる
「転職したい人じゃないと、会員登録しちゃまずいんじゃないの??」と思っていらっしゃる方も大勢おられますが、転職サイトは必ずしも「今」転職したい人ばかりではありません。
「自分の適性を見る」「自分のキャリアの棚卸しをする参考にする」など、もっと幅広く活用できるのが転職サイトです。
また、いざという時に「操作方法が良くわからない」「ノウハウページだけ読んでぐったりしてしまった」ということがないように、準備をしておくこともできます。他にも「すぐ転職活動をする気はないけれど、いい条件の会社が見つかれば検討してみてもよい」という方なら、「会社からのスカウトを待つ」ということも可能です。
通勤時間や余暇時間にできることは、他にも語学学習や資格取得の勉強など様々ありますが、それらはなかなかハードルが高く感じるもの。誰でも興味のある「お給料」という切り口で、空き時間を『転職活動準備の情報収集』に当ててみてはいかがでしょうか?
参考:転職サイト比較ランキング
転職サイト
転職支援サービスへは、1つでも多く登録しましょう。多ければ多いほど仕事に就けるチャンスが広がり、より良い条件の求人情報を手にする可能性が高くなります。
1位 リクナビNEXT
- リクルートが運営しており転職者の80%が利用する怪物サイト
( 10 / 10点満点中 ) |
会員数 | 670万人 | 週更新 | 1,900件以上 |
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対応エリア | 全国 | サービス | スカウト等 |
会員の2人に1人が利用しているスカウトサービスも大きな魅力!プライベートオファー機能へ経歴を登録しておけば、目的の会社や提携エージェントから個別オファーを受け取れます。
2位 はたらいく
- リクルートが運営する『地域密着をテーマとした転職サイト!』
( 8 / 10点満点中 ) |
会員数 | - | 週更新 | 700件以上 |
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対応エリア | 全国 | サポート | スカウト等 |
3位 JAIC
- 既卒、第二新卒、大学中退、フリーター、ニートの強い味方!
( 10 / 10点満点中 ) |
会員数 | 7万人 | 求人件数 | 60,000件 |
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対応エリア | 全国 | サービス | 高い内定率 |
転職エージェント
1位 リクルートエージェント
- 転職成功実績 業界No1!累計約35万人以上の転職実績!!
(10 / 10点満点中) |
会員数 | 45万人 | 求人件数 | 170,000件 |
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対応エリア | 全国 | 特徴 | ダントツNo1 |
2位 パソナキャリア
- パソナキャリア経由で転職した方の67.2%以上が年収アップ
( 9 / 10点満点中 ) |
会員数 | 25万人 | 求人件数 | 25,000件 |
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対応エリア | 全国 | 特徴 | 非公開求人 |